キャラ弁100本ノック(パッチョ部)

おおざっぱなO型ママが作るキャラ弁の日記&パッチョファンブログです♪

市の補助(全額負担)でアシナガバチの巣を駆除した話

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キャラ弁でもパッチョネタでもないのですが、この夏、我が家の軒下にアシナガバチが巣をつくりました(゚Д゚;)

 私が住んでる自治体では、告知はされてないけど(?市のホームページには載ってなかった)蜂の駆除代金を負担してくれる制度があるようで、そちらを利用して駆除をお願いしました!

(なお、下に蜂の巣の写真があるので、苦手な方は他のページに移動して下さい!)

 <フェーズ1>蜂の巣発見!

我が家は2階建ての一軒家で、2階にリビングや台所があります。

ある日、台所側のベランダ(半畳程度、普段は資源ごみ等の置き場にしてます)の窓を開け、ふと上を見ると・・

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は・ち・の・す!!

全身の毛がぞわ~っと逆立つのがわかりました!

 

実は、この場所、5年くらい前にも同じようにアシナガバチが巣を作ったんです

その時は、年末の大掃除のタイミングで気づいたので、もう蜂は去ってしまった後だったんですが、今回はバリバリ現役!

この時は7月中旬だったのですが、5月の連休中そうじした時は、蜂の巣なんかなかったはずなんです・・2か月でこんなに立派な巣を作るとは・・

 

ちなみに、私は「サボテン枯らす系主婦」なので、ガーデニングとか無縁です。

我が家にある唯一の植物は、子供が学校から持って帰ってきた植木鉢内のホウセンカのみです。

でも・・うちの隣(更に言えば蜂の巣が面している方の隣)のおうちは、お庭が広く、いつもとても綺麗にされています。裏庭では家庭菜園もやっていて・・

そして、明らかにアシナガバチはそちらから飛んでくる・・(アシナガバチは植物に付いてる毛虫や青虫を食べるそうです)

お隣さんのお庭には、私達家族も目を楽しませてもらってるんでいいんですけどね・・

 

<フェーズ2>市の制度を調べる

ネットでアシナガバチについて調べると「益虫としての性質もある」みたいなことも書いてあるんですが、子供がいる我が家の、しかもこんなに人と近い場所にある巣を放置する理由もないよな・・と思い、駆除を検討し始めました。

どうやら、市町村で蜂駆除の補助を行っているところもあるらしく、我が家がある市のホームページを見ると・・

 

まずは「蜂は益虫としての側面がある」と強調。

その上でスズメバチ・アシナガバチ等の生態解説(巣の形状など)、刺された時の対応法などが書いてありました。

最後に「ハチの生態や駆除方法などについては、市役所の『生活応援室(仮称)』までご相談ください。」の一文・・

肝心の「補助」制度については一言も触れられてない!!

 

うちの市は補助ないのか・・と思い「〇〇市 蜂駆除」とかでググって蜂駆除業者の料金を調べたのですが「(出張料抜きで)アシナガバチ4000円~」「アシナガバチ9000円~」とか、業者によってバラバラ。

しかも、「世の中、4000円~って言って4000円で済むパターンってほぼゼロだよな・・」「いくらかかるんだ・・」と思い、段々面倒くさくなってきました。

 

おまけに、今年は猛暑でこの時期は家にいる間は、ほぼ全時間エアコンつけて窓を閉めているので、あまり害はないし・・(この時期仕事がメッチャ忙しかったのもあります)

なので、その後1か月近く、蜂の巣は放置状態になっていました。

 

<フェーズ3>市に電話をして駆除の予約を取る

8月上旬、夏休みで毎日子供もいるし、蜂の巣がどんどん育ってきてるし(メンバーも増えてる・・)、もうこれ以上放置できない・・ということで、真剣に駆除を検討しました。

業者のホームページ見てもどこに頼んでいいか分からないし、せめて悪徳業者だけは避けられるように、とりあえず市役所の『生活応援室(仮称)』に電話してみることにしました。おススメ業者を教えてくれるかも知れませんしね!

 

市の担当者(男性。以下「担当者」) 「はい、生活応援室です」

 「あ、すみません、うちの軒先にアシナガバチが巣を作りまして・・駆除をしたいんですが・・」

担当者 「はい」

 「蜂は益虫としての側面もあるみたいなんですけど、うち小さい子供もいまして・・居住スペースに結構近い所に巣があるもので、危険なんじゃないかと思うんです」

担当者 「はい」

  「(はい、しか言わねーな!と若干イラっとして)あの、市のホームページの蜂についてのページに、蜂の駆除はこちらに相談しろって書いてありますよね?だから電話してんですけど!」

担当者 「あー、はい。あのですね、蜂は益虫としての側面もありまして(中略。以下意訳)基本的には駆除というよりは共存するというのが市のスタンスなんです」

  「先ほども申しましたように、うちには小さい子供もいるんですよ。玄関で出入りしている時とか、蜂が飛んできて怖がったりして、実際に害があるんですけど!!」

担当者 「そうですか。それでは市の蜂担当者に実地確認に向かわせますので・・。この後、市の蜂担当者から日程のご相談の電話をかけさせて頂きます」

 

長々とすみません!私が言いたいことは、市の担当者に対しては「駆除を決めたら強い意志で『 駆除したいんです』と言わないと何だかよくわかんないことになる」ということです!

 

その後、すぐに折り返しで「市の蜂担当者」さん(以下「蜂担さん」)から電話がかかってきました。

蜂担さんの方は超好印象でした!

「これから後は市の方で責任を持って駆除の方を進めさせて頂きます。少しお時間がかかってしまい、申し訳ありません。しらふじさんの方には、費用は一切かかりませんので、ご安心ください」とまで言ってくれるんですよ!

蜂担さんは、2日後の午後に来てくれることになりました。

 

<フェーズ4>市の蜂担当者さんの実況見分

約束の二日後の午後2時ころ、電話で話をしたと思われる蜂担さん(蜂担さんA)と、上司っぽい蜂担さん(蜂担さんB)がやってきました。

(ちなみに仕事休みました・・家が荒れ放題で掃除もしたかったんで・・)

当然、家にあがるかと思いきや、

 

蜂担さんA 「こっから見えないですかね?巣が本当にあるか確かめるだけなんで」

 「え。そうですか?じゃあ・・(移動)あそこの軒下なんですけど」

蜂担さんB 「ああ、あれ?シャワーヘッドみたいな。うん、あれは結構でかいな!

 「あ!そうですか!でかいですか(嬉)」

自分ちの蜂の巣がでかいと言われると、何だか嬉しくなるのはなんで何ですかね?

ちなみに、パッと見での大きさは大人の手のひら位(15cm)でした。

 

蜂担さんA 「業者に来てもらいますが、このご在宅ですか?」

 「え!今日来てもらえるんですか?」

蜂担さんA 「はい。他の作業の進行状況にもよりますが、多分今日中に来てもらえますよ」

また何日間かかかることを覚悟してたので(また仕事休まなきゃ・・とか)、こちらは嬉しい誤算でした!

蜂担さんAがその場で業者に電話をかけてくれ、前の作業が終わり次第来てもらうことになりました。

その際、業者の名前や我が家の方で支払うお金は一切ない旨が書かれた書面をもらいました。

 

<フェーズ5>蜂駆除業者による駆除

突然ですが、みなさんは「蜂の駆除」ってどういうイメージをお持ちですか?

私は↓の動画みたいに、「防護服」「殺虫剤1本全部使って壊滅させる」と思っていたんです。でも、実際はだいぶ違っていました・・

www.youtube.com

1時間もしないうちに、蜂駆除業者の方が来てくれました。

なんとなく、いかついおじさんが来るかと思ったら、人気YouTuberみたいなお兄さんでした(´∀`;●)

蜂の巣まで案内すると、お兄さんから「あ~!だいぶ育ってますね!」と言われて、「ええ、ええ、そうでしょう!」と、再度謎の満足感を得ました(・´ω`・)

 

「じゃあ、準備してきますね!」と車に戻るお兄さん。

どんな重装備で現れるかと思ったら・・手にしていたのは・・

業務用ハチ駆除殺虫剤 ハチダウン 1本(730ml) 強力噴射式

業務用ハチ駆除殺虫剤 ハチダウン 1本(730ml) 強力噴射式

 
レジ袋30号 白 100枚入 RE30

レジ袋30号 白 100枚入 RE30

 

 『(たぶん)業務用の40cmくらいある殺虫剤スプレー』と『レジ袋』。以上。

 

えええ?それだけ??網とかないの?

 思わず「防護服とか着ないんですか?」と聞くと、

「よく聞かれるんですけどね~よっぽどの場合じゃないと着ないですね~。特に今年はこの暑さですからね!こっちがやられちゃいますよね!」とサラッと答えてくれました!そうなんだ・・

 

そして駆除作業が始まったんですが、こちらも予想外。

ロング缶で殺虫剤かけまくると思ったら、

窓開ける ⇒ 「シュッ(殺虫剤ワンプッシュ)」 ⇒ 窓閉める ⇒ 様子うかがう ⇒ 窓開ける ⇒ 「シュッ」 ⇒ 窓閉める  ⇒ 様子うかがう ⇒ ・・の繰り返し。

なにこれ・・エコというか草食系というか・・もっとオラオラ系で駆除すると思ってたんだけど・・σ(´ x `;*)

ちなみに、殺虫剤に当たった蜂は、その場でボタッと落ちるのもいるんですが、どこかへ逃げてしまっているものもいました。

 

そして、巣の周辺に蜂がいなくなると、お兄さんは蜂の巣を手づかみ(軍手はしてたと思う)でむしりとりました・・そして、ビニール袋にポイッ。落ちてる蜂の死骸も同じビニール袋に入れてました。

その間も巣に戻ってきた蜂が数匹飛んでて、こちらはヒヤヒヤでした。

 

お兄さん曰く、「2、3日戻ってくる蜂もいますけど、こっち(人間)が巣壊したってのは分かってないんで安心してください。そのうちいなくなります」だそうです。

やはり数日間、飛んでくる蜂がいたんですが、心なしか網戸に当たってきり、こちらを睨んでるようで怖かったです・・(←完全に気のせいだとは思います)

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駆除が完了した状態がこちらです。下に蜂のふんみたいな汚れが・・(-ω-;)

お兄さんが提示する書類に、作業完了のサインと捺印して終了でした。

 

まとめ:蜂駆除を検討している方は、一度お住まいの自治体に相談を!

お兄さんが帰った後、お兄さんの会社のホームページで料金を確認すると「アシナガバチ15000円」とのことで、やはり一度市に聞いてみてよかったな~、と思います(*´∀`*)

お住まいの自治体で公に補助について公開してない場合でも、私が住んでる市のように全額補助してもらえることもあるので、一度問い合わせてみることをおススメします!

 

その際、「駆除の必要はない」と言われるかも知れませんが、特に小さいお子さんや高齢の方がいるお宅、蜂の巣が居住スペースの極近くや公道・公園に面しているお宅などは、少し強めに駆除の必要性を訴えてよいと思います!

 

来年以降、我が家にまた蜂の巣ができませんように!!